イタリア語の発音はとっても簡単!ルールを学んで練習してみよう♪

アズサ
Ciao a tutti!!(こんにちは皆さん)

 

イタリア語を学びたい!と思ってもまずどう読むのか…そこからですよね!

 

ということで、今回はイタリア語の発音について勉強しましょう。

 

ルールは簡単なので、一度覚えてしまえば後は楽に発音できるようになりますよ~!

 

アズサ
単語の意味や読み方はこちらのページを参考にしてね!
Gli appunti delle parole – このサイトで出て来る単語一覧



イタリア語の発音ルール

基本の読み方はローマ字読み

イタリアの首都はどこでしょう?

ミーチャ
…ローマかニャ?

 

その通り!

 

ミーチャ
ほんとはミラノと迷ったニャ…

 

私たちになじみ深い「ローマ字」、ローマの名がつくだけあってイタリア語の発音はほとんどローマ字読みをしてしまって通じるんです。

 

というわけで、

「a」=「ア」、「b」=「ビ」、「se」=「セ」、「ma」=「マ」、

…という風に、見たまま読んで行けばいいんですよ。

 

例えば…

読んでみましょう!

caffè→?
latte→?

 

ポール先生
正解は・・・

caffè → カッフェ
latte → ラッテ

そう、あの聞きなれた「カフェ・ラテ」はイタリア語だったんだね~!

 

ポール先生
ちなみにス〇バなんかで聞く「マキアート」は

macchiato [マッキアート]

意味は、「染みのついた」という意味だよ!カフェの中にほんの少し、ミルクが入ってしみのようにみえることからそう呼ばれるんだよ~

 

ミーチャ
知らずにス〇バでイタリア語喋ってたニャ~♪

 

発音のルールは簡単!1パターンだけ覚えよう

では、大まかにイタリア語の発音がわかったところで、大事なルールをもう一つ。

 

イタリア語は、1文字につき1パターンの読み方しかしません。

 

どういうことかというと、例えば「a」の字を含む単語があったとしたら。

 

単語 英語の発音 イタリア語の発音
face(顔) ェイ ーチェ
farm(農場) ー(ル)ム ー(ル)ム
apple(りんご) エァップゥ ップレ

 

ポール先生
気づいたかな?イタリア語の場合、「a」と書いてあったら、それはもうどんな単語であっても、どこの場所にあっても、とにかく「」と発音するんだよ!

 

ありがたいことに、このルールに例外はありません!٩( ”ω” )و

 

だから、1文字に着き1パターン覚えればOKってわけ!!

 

それぞれのアルファベットはこんな風に読みます。

alfabeti3

イタリア語を発音するときの注意

というわけで私たち日本人にとって親切なイタリア語ですが、発音するときの注意点がいくつかあります。

 

日本人が苦手な発音「R」&「L」、「B」&「V」

これは英語とか、他の言語でもしょっちゅう言われることですが、とにかく日本人が発音し・聞き分けることが苦手な永遠のテーマですね。

 

でも、イタリア語ではハッキリ・シッカリ発音することが大事!!

 

苦手でも、なるべくできるように、ちょっとずつ練習していきましょう。

 

「R」と「L」

ポール先生
「L」は舌の先が上の歯の裏側についていて、「R」はいわゆる巻き舌!舌の先はどこにもつかず、口の中で丸まっている感じだよ

 

私たちは普段無意識に発音していますが、日本語の「ら行」は、イタリア語でいう「R」と「L」のちょうど中間あたりの音ですね。

 

だから日本語の単語をローマ字表記すると、すべて「R」を使いますが、実際に発音するときは「L」よりの音を出していることもあります。

 

例えば…

Rの発音 Lの発音
たろう(太郎) リンク(Link)
ろうそく ランプ
るすばん レンジ
るりいろ(瑠璃色) さようなら

 

ちょっと、実際に声を出して発音してみてください!「るりいろ」なんてほぼ舌がどこにもつかないと思います。まさに「R」。

 

アズサ
賛否両論あるかもしれませんが、私の感覚的にはこんな感じです

 

ミーチャ
ミーチャは巻き舌ができないニャ…

 

そんな方は、がんばってマスターしましょう!「るるるるるる・・・・・」ってなるべく速く言おうとがんばってると、そのうち舌が巻いてきますよ~(たぶん)。

 

「B」と「V」

それから、「B」と「V」の発音ルールも本当に難しいですね…

 

「B」は普通の日本語の「バ行」の発音、「V」は下唇に上の歯の先を当てる感じの発音なので、文字で書くと「ヴ」って感じでしょうか…

 

ポール先生
水の都Veneziaは、読んだら「ヴェネツィア」という発音がイタリア語の発音に近いよ

 

読まない「H」

イタリア語の単語には「H [アッカ]」の入るものがありますが、基本的に発音しません。

 

ポール先生
動詞「avere[アヴェーレ]:持っている」を活用したときの形(一部)は、
ho→オ、hai→アイ、ha→ア、hanno→アンノ
となるよ~

 

ちなみに、それ以外にhのつく単語は、ほとんど英語などの外来語から来ています。

 

例:
hamburgher [アンブルゲル]:ハンバーガー
handicap [アンディカップ]:ハンディキャップ
hobby [オビー]:趣味、ホビー

 

「イタリア語」に存在しない音

J, K, W, X, Yの5つの字は外来語(英語、ドイツ語、フランス語、ラテン語ほか、もちろん日本語も)だけに使います。

 

なので、これらの字が入っている場合は、その言葉はイタリア語オリジナルのものではないため、原語の発音に近い言い方を採用します。

 

ポール先生
ちなみにアルファベットの読み方は、それぞれ
J=イルンゴ
K=カッパ
W=ドッピォヴ
X=イクス
Y=イプスィロン
となるよ!

 

実際の音声で確認してみよう!

それではイタリア語のアルファベットの発音、A~Zまでの音声と、それぞれを使った単語の発音を聞いてみましょう!

 

これはイタリア人の子ども向けの動画ですが、ゆっくりはっきり発音してくれるので、とても聞き取りやすいですよ!

 

ポール先生
Allora, in bocca al lupo! [アッローラ、イン ボッカ アル ルーポ]!
アズサ
これは直訳したら「オオカミの口の中へ!」となるんですが、試験などの前にがんばって!と励ますときに使う決まり文句です♪ちなみにalloraはでは、とかじゃあ、とかいう感じの意味です

 

がんばって聞き取ってみて、スペルが正しかったかどうかは単語一覧表のページで確認してみてくださいね。

ミーチャ
がんばって全部言えたニャー!!

 

イタリア語の発音ルールまとめ

  • イタリア語の基本はローマ字読みでOK!
  • 1文字の読み方は1パターンだけ覚えるべし
  • RとL、BとVの発音の違いに注意。しっかり練習しよう!
  • Hは発音しない
  • J、K、W、X、Yは外来語の読み方をそのまま使う

 

アズサ
それじゃあ、また。
A presto!!

 

“イタリア語の発音はとっても簡単!ルールを学んで練習してみよう♪” への4件の返信

  1. ある電子書籍(小説)でイタリア講座見たいなやつをやってるんですけど……こういう説明を使ってもいいですか?

    1. こんにちは。コメントありがとうございます。
      ページ(https://uranai.nosv.org/u.php/novel/fanxiangdu17/)を拝見しましたが、話の流れや例文が当サイトの記載内容ほぼそのままなので、申し訳ないのですがこの状態でのご使用はお控えいただきたく存じます。
      現状のままでしたら当サイトを転載(引用ではなく)した旨と当サイトのURLを明確に記載をお願いいたします。

  2. 勉強になります。やはり文法でつまづいておりますが、頑張ります!

    1. あやかさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
      ハードルが高く感じるかもしれませんが、最初の壁を超えたら結構楽になると思います!
      In bocca al lupo!

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